こんにちは、園長トシです。
7月の長雨と日照不足の影響で開花が遅れていたレンゲショウマが無事に見頃を迎え、ホッとしています。
お問い合わせも非常に多く、なかなか咲かない状況をお話しするのが心苦しかったです。
ただ、この時期の野草園の主役はレンゲショウマだけではないのです。
どちらかといえば、このキレンゲショウマの方が珍しいかもしれません。
徳島県の剣山を舞台にした小説・天涯の花(宮尾登美子)の中では「月光のように澄み、清らかに輝いていた」と称されており、多くの方が剣山の群生地をを訪れているそうです。
紀伊半島・四国や九州の山地では見られますが、関東地方では数か所のようで、その中のひとつが高尾山の野草園なのです。
レンゲショウマに似ている事からこの名前がついたそうですが、キレンゲショウマはラッパ状の開花になります。
園内では分散して咲いており、花期も長いのでぜひご覧にお越しください。
byトシ